小学生が友達との誤解から関係を悪化させないために知っておきたい子どもの視点とは?

小学生が友達との誤解から関係を悪化させないために知っておきたい子どもの視点とは?

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小学生が友達との誤解から関係を悪化させないために知っておきたい子どもの視点とは?

 

日、

 

〇〇ちゃんに馬鹿って

 

言われていじめられた。」

 

 

「〇〇がウザいって

 

言ってきたからケンカになった。」

 

 

親御さんとしては心配しますよね。

 

 

 

「子どもが

 

いじめられているんじゃないか。」

 

 

「頻繁にケンカをして怪我をしたり、

 

させたりするんじゃないか。」

 

 

って…。

 

 

確かに一方的に

 

他者に対して傷つけるような

 

発言や行動を行うお子さんは

 

一定数存在します。

 

 

面白半分で人を傷つけるようなことは

 

絶対に許してはいけないですし、

 

徹底的に指導すべき

 

 

だと思います。

 

 

当然、

 

そういったことを繰り返さないように

 

学校では指導しているはずですが、

 

 

そういうお子さんにも

 

根本となる心の問題

 

存在していることも多く、

 

 

その場合、

 

 

ただ抑圧して押さえつけるだけでは

 

意味がないため、

 

長期的なケアが

 

必要となる場合があります。

 

 

これに短期的な解決を求めだしたら

 

状況が悪化する原因になりますから、

 

 

親御さん同士も

 

冷静に見守っていく

 

必要があるかと思います。

 

 

小学校3年生Aちゃんと

Bちゃんの場合

 

ただ、もう一方で、

 

誤解によって関係が

 

こじれている場合があります。

 

 

過去に病気によって

 

頭部の一部に脱毛がみられる

 

Aちゃんがいました。

 

 

恥ずかしいということなので

 

教室でも帽子を

 

かぶっていたのですが、

 

 

仲のいいBちゃんが気になって

 

 

「なんでいつも帽子を

 

かぶっているの?」

 

 

とAちゃんに聞きました。

 

 

AちゃんはBちゃんに

 

事情を説明し、

 

内緒にすることを約束しました。

 

 

翌日AちゃんはBちゃんに

 

「昨日のことは黙っててね。」

 

と確認したところ、

 

 

Bちゃんは

 

「ああ、ハゲの事ね。」

 

と答えました。

 

 

AちゃんはBちゃんに

 

「ハゲ」と言われたことがショックで

 

関係がこじれてしまいました。

 

 

しかし、Bちゃんは

 

何が原因で関係がこじれたのか

 

よく分かっていませんでした。

 

 

なぜなら、Bちゃんは

 

「ハゲ」

 

人を傷つける言葉になると

 

思わなかったからです。

 

 

大人であれば語彙を

 

たくさん身に着けているため

 

 

「頭髪の悩み」とか

 

「脱毛の症状」など

 

 

言い換えができますが、

 

子どもにとっては

 

「髪が抜けている=ハゲ」

 

なのです。

 

 

それ以外の語彙を知らないから

 

そう呼んでいるにすぎないのです。

 

 

モンちゃんのまとめ

 

お子さんたちが

 

お家で話をするときには

 

 

自分の目線からの話しか

 

できないお子さんが

 

多いと思います。

 

 

(客観的に自分や相手を

 

見れるようになるのは

 

かなり精神的に

 

成長してからです。)

 

 

実際は

 

ボタンの掛け違いのようなものも

 

多いため、

 

 

親としては冷静に

 

話を受け止めた上で、

 

 

関わり方や

 

客観的に自分や相手を

 

見ることについて声をかけ、

 

 

豊かな語彙力を

 

身につけさせていきたいですね。


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