しょうもない嘘を平気でつく小学校一年生の困りは性格やしつけが悪いって問題じゃない!?
歯みがいた?
息子「へ?みがいたよ?」
怪しいな〜と思って
洗面所に行くと
歯ブラシが全然濡れてない。
「本当のこと言いなさい!
みがいてないでしょ!」
モンちゃんの息子が
保育園の年中くらいの頃に
よくあった話です…。
まーあ、
すぐバレる嘘ついちゃうんですよね。
しかし、こういった嘘って
小学校に入ってからも
よく聞く話なんですよ〜。
低学年を担任した時、
面談の際にはよく耳にしました。
「宿題、提出できてますか?
『やった』ってすぐ嘘つくんです。」
「友だちとのケンカで自分が
キッカケを作ったのに
自分がやったことだけ
言わないんです。」
そこで今回は
なぜ、子どもはこのような嘘を
ついてしまうのか
お話ししたいと思います。
しっかり読んでいただいて
子どもの心理を
知っておくことで、
どういった対応をしていくべきかも
見えてきますよ!
お子さんの実態に合わせて、
担任や専門家も助言
し易くなります!
「いつものことだし
別にいいや…。」
って放っておくと…、
他の親御さんや担任の先生から
「○○ちゃん、□□ちゃんを
ケガさせちゃったんです…。」
ってお子さんの失敗を
聞かされたり…。
筆箱に買い与えた覚えがない
定規がはいっていたり…。
そんなことにも
繋がりかねないんです!
そこであなたに気にかけて
いただきたいのは、
「自己肯定感のバランス」
です!
あなたの子は低い?高い?
「自己肯定感」は
その名の通り、
自分をことを好きになって
認めてあげる気持ち
のことです。
これが高すぎても低すぎても
子どもは嘘をついてしまいます。
また、これとは別に
本人が「嘘」だと思っていない
パターンもあるので
それぞれ説明していきましょう!
子どもの場合
自分のことを認められないお子さん。
この子たちは自分の意思で
行動できる機会が少ないことが
多いです。
パパ、ママに言われたことを
やらなければいけない。
お兄ちゃん、お姉ちゃんに
合わせなければいけない。
気を遣いすぎちゃうんですね…。
こういったお子さんは失敗は
許されないと感じやすく、
自分の失敗は罪悪感や
「怒られる」という恐怖心から
隠してしまうことがあります。
しつけとしては、
むしろしっかりされている家庭の
お子さんにありがちです。
頭ごなしの説教や「怒り」では
逆効果になりやすいです。
子どもの場合
こういったお子さんは精神年齢が
やや高いかもしれません。
自我がしっかり芽生えているので、
自分の思いが通らないことに
ストレスを感じやすいです。
そのため、自分の思いを通すための
「方法」として嘘をつきます。
ようするに、
誤魔化し方を思いつくように
なってきているってことです。
勿論、大抵の子は
嘘は良くないことだとは
分かっているはずです。
ただ、
「嘘をつかざるを得ないほど
困っているんだ!」
と、責任転嫁もしやすいので
納得させるにはテクニックが
必要です。
子どもの場合
Aちゃん
「B君が雑巾くっつけてきた〜。」
B君
「やってないよ!」
こんな場面、
周りの子が見ていたとなると
B君は「嘘つくんじゃない!」
と怒られます。
…普通はね。
ただ、よくよく話を聞いてみると
雑巾はくっつけてないけど、
濡れてたから拭いてあげた。
と言う子がいます。
こういったお子さんは
本気で悪気が無く、
むしろ優しくしてあげたつもり
ってことも結構あるんです!
こういったお子さんは
若干、成長が平均より遅かったり
発達障害の傾向がある場合も
考えられるので、
事例ごとに、
「なぜいけなかったのか」を
しっかり、言い聞かせる
必要があります。
(中には計算してとぼけている
パターンもあるので注意です!)
もんちゃんのまとめ
自己肯定感のバランスといっても
これは大人でも難しいところかも
しれませんね。
嘘自体は大人の方が
事情あってつかざるをえないことも
あるでしょう。
しかし、
嘘で信用を失ったり
逆に苦しくなってしまうような
「経験」から
子どものような
「しょうもない嘘」というのは
減っていったはずです。
他人の利益を奪うため、
自分の罪を隠すため、
ましてや騙すことを
楽しんでいるような嘘は
親として絶対に
放置すべきではないです!
しかし、そういった嘘を減らし
なくしていくためのアプローチは
全て同じではありません。
一例として、
モンちゃんならどうするか
書いている記事
も是非ご覧になってください。