他の誰を傷つけてもいい?子どもを守るために!子どもの言う「いじめ」は信じるな!

他の誰を傷つけてもいい?子どもを守るために!子どもの言う「いじめ」は信じるな!

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他の誰を傷つけてもいい?子どもを守るために!子どもの言う「いじめ」は信じるな!

 

部科学省は

 

「いじめ」の定義として

 

 

いじめとは、

 

「当該児童生徒が、

 

一定の人間関係のある者から、

 

心理的、

 

物理的な攻撃を受けたことにより、

 

精神的な苦痛を感じているもの。」

 

なお、起こった場所は

 

学校の内外を問わない。

 

 

としています。

 

 

簡単に言うと、

 

やられた側がいじめだと思ったら、

 

それはいじめ!

 

 

ということです。

 

 

相手の苦痛となるような行為を

 

継続して行うことは

 

絶対に許されてはいけません!

 

 

しかし、

 

 

教育組織の裏側!

 

文部科学省と教育委員会と

 

学校のピラミッド構造

 

 

でお話しした通り、

 

この定義を作った方々は

 

子どもたちのことを

 

これっぽっちも知らない方々です。

 

 

実際の子ども達が主張する

 

「いじめ」の8割〜9割

 

 

お互い様、もしくは

 

被害妄想的なものが多いのです。

 

 

何故なら、子どもたちは

 

まだまだ客観視することに関して

 

未成熟だからです。

 

 

自分が、教室のあちこちに

 

自分のものを

 

置きっぱなしにしたにも関わらず、

 

 

拾ってくれた子に対して、

 

 

 

「盗んだ!いじめだ!」

 

 

と主張したら、

 

その子は定義上

 

「いじめを受けている」

 

となってしまいます。

 

 

それでも大概の方は

 

状況を把握さえしていれば、

 

 

「ハイハイ…。」

 

 

と受け流すことができるんですが、

 

 

一部過剰反応される方も

 

いらっしゃいます。

 

 

お家に帰って、

 

 

「○○くんが△△くんに

 

いじめられているんだって。」

 

 

「□□ちゃんが

 

私のことを仲間外れにして

 

いじめてくる…。」

 

 

なんて話をされてしまうと、

 

昨今のいじめ関連の報道と重ねて

 

心配になってしまうのは

 

無理もないんですけどね。

 

 

かくいうモンちゃんも

 

自分の子どもの場合、

 

やっぱり不安になりますから。

 

 

学校での情報って

 

担任がいくら情報発信したところで

 

子どもの話が

 

中心になってしまいがちですからね。

 

 

しかし、真に受けてしまって

 

周囲が

 

 

「いじめだ!」

 

 

騒ぎ立ててしまうと

 

事態を悪化させかねません。

 

 

10年以上教員をしていたわけですから

 

モンちゃんが担任した学級でも

 

こういった事案で

 

苦労したこともありました。

 

 

周囲が状況を悪化させた事例

 

二年生のAちゃんは、

 

自分で色んなことに

 

興味をもって活発に活動できる

 

お子さんでした。

 

 

反面、

 

 

周囲との協調性といった部分では

 

課題があり、

 

自分の思いが通らないと

 

暴力をふるうことがありました。

 

 

そんな中、

 

 

Aちゃんが手を出すのを見かねて

 

クラスメイト数名がAちゃんに

 

注意することがありました。

 

 

するとAちゃんは帰ってから

 

 「自分はいじめられている。」

 

とお母さんに伝え、

 

 

「いじめ」として

 

僕や管理職にクレームが入りました。

 

 

そこから、

 

Aちゃんの協調性は更に低下し、

 

暴力はよりエスカレートして

 

いきました。

 

 

自分の思い通りにならないことで

 

友達に手をあげることについて、

 

僕が注意しても、

 

 

「お母さんに言いつけるよ!」

 

 

と言い出すようにもなりました。

 

 

管理職はクラスの様子を

 

全く見に来ることのない方

 

でしたので、

 

 

 「Aちゃんの好きなように

 

 やらせてあげなさい!」

 

という職務命令…。

 

 

モンちゃんも

 

 

「他のお子さんが

 

耐えられなくなる。」

 

 

「暴力は容認してはいけない。」

 

 

と食い下がったのですが、

 

 

 

「じゃあ、この仕事辞めろ!」

 

 

とキレられてしまいました。

 

 

状況はどんどん悪化し、

 

クラスの子どもたちの笑顔も

 

減っていきました。

 

 

それでも他のお子さんたちが

 

不登校にならなかったのは

 

奇跡だと思います。

 

 

Aちゃんのお母さんの

 

保護者ネットワークを中心に

 

悪評を流され、

 

 

管理職からも理解を得られず、

 

この年の学級は

 

モンちゃんの教員人生の中でも

 

最も壊れたクラスになりました。

 

 

あの学級ではいじめがありました。

 

 

しかし、いじめられていたのは

 

Aちゃんだったのでしょうか?

 

 

学校は閉鎖的です。

 

 

お子さんの様子、

 

クラスの実態をつかむのは

 

難しいと思います。

 

 

しかし、

 

 

お子さんの主観のみで

 

判断することは、

 

他のお子さんにも、

 

自らのお子さんにも良くないです。

 

 

Aちゃんのお母さんは、

 

休みの日の連絡帳を

 

他のお子さんが渡しに行くだけでも

 

 

「家に敷地に他の子が

 

勝手に入ってきた!」

 

 

と過剰に反応する方でしたので、

 

担任のモンちゃんが

 

いくら説明をしても

 

 

聞く耳をもって

 

いただけませんでした。

 

 

本当のいじめに

 

適切に対応するためにも

 

 

保護者一人一人の

 

冷静な判断と協力は不可欠です。

 

 

まずは、大人が客観的に

 

お子さんの話を聞いてあげて下さい。

 


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