あなたは本当に学校に満足なの?親の経済力による教育格差と学校満足度の調査の驚きの結果とは?
昨今、
親の所得格差による
子どもの教育格差が
問題になっています。
学校という場所にいても
ひしひしと感じるものは
ありましたよ…
塾などで得た学力の差は勿論
習い事で習得した技能の差や
卒業式などの晴れ舞台での
衣装の差など…
いたたまれない格差を
目にしました。
そんな中、2018年
朝日新聞と
ベネッセ教育総合研究所が
全国の7400名の
小・中学校の保護者に
よりよい教育を受けられる傾向を
どう思うか。」
という調査の結果を発表しました。
現実との違いに戸惑いを
隠せない調査結果!
解答を
「当然だ」「やむをえない」「問題だ」
の3つに分けたようですが、
10年前とはものすごい差が出ています。
2008年
「当然だ・やむをえない」43.9%
「問題だ」53.3% (その他省略)
↓↓↓
2018年
「当然だ・やむをえない」62.3%
「問題だ」34.3% (その他省略)
どんだけ意識変わっとんねん!
そして、この調査では他にも、
「子どもの通う学校への満足度」
83.8%(過去最高)、
「今後貧富の差がさらに
拡大すると思う」
85%
という結果が出ています。
更に貧富の差が開くと思っていて、
所得による教育格差やむなし…?
仕方がないというのは
時代背景もあって
そう答えてしまう気持ちは
分かりますが…。
利益なんて関係なく
情で仕事ができることに
魅力を感じて
教員をやっていた
身としては
なんか…寂しいですね。
調査の結果の信ぴょう性に
疑問ですし、
…ここは媚びたくないなあ。
格差によって教育に
差が出るとどうなるか?
習い事や自宅学習に使う教材に
差が出てくるのは分かります。
それぞれの家庭で懐事情は
違いますからね。
しかし、この考え方、
放っておくと、
小・中学校においての
サービスの話にも
シフトチェンジしていきます。
所得によって受ける教育の質に
差が出てしまった国が
どうなってしまうかご存知ですか?
スウェーデンやアメリカなどの
教育がどうなっているか
ご存知ですか?
なぜ、フィンランドの学力が
高いのかご存知ですか?
学校への満足度…
過去最高?信じられん…。
あくまで元教員としての感覚ですけど、
満足というよりも
関心が無くなってきたとか、
気にしているどころじゃない
ってことなんじゃないかなあ?
ちょっと暴露しますけど、
今の学校って
言ったもん勝ちになってますよ?
教育を…今の学校を…
もっと知ってほしい!
例えば、他のお子さんへ
暴力をふるうお子さんに
指導をしても、
その保護者がモンスターであったり、
政治関係者と
つながりがあったりすると
「なんで指導するんだ!
好きにさせてやれ!」
って対応した教員が
管理職に叱責されるような学校
すごく多いんですよ。
一人のために他の数十人が
泣かなければいけない学校なんて
満足できますか?
言いたいことを言う方からしたら
媚びてくれるんだから
いい学校だと思うのかも
しれません。
格差が当然という環境で
育った子どもたちは更にそれが
常識として浸透していくでしょう。
新しい身分制度でも
始まるんでしょうかね?
海外では更に学びたくても
学ぶことができない
お子さんも沢山います。
10年20年後、僕の子どもも
皆さんのお子さんも
同じスタートラインから競い合い、
切磋琢磨し、
手を取り合える時代で
ありますように!