元教員が教える教育手法 ○○を切り替えて小学生のやる気を引き出す「ごほうび作戦2」とは?
物や行為を
ご褒美にすることの
メリット・デメリットについては
記事でお伝えしましたが、
今回はデメリットの部分を
どう解消していくかという
お話です!
ごほうびによって
主体的に勉強に
取り組むようになった後
どうすべきかという問題ですが、
これがすごく難しいんですよね。
この時点では子どもたちは
学ぶ理由の大きな要因が
「ごほうびをもらうため」
になっているとおもいます。
親からしてみたら
ごほうびは
やる気を引き出すための
「手段」であって
「目的」ではない
はずです。
しかし、
子どもたちにとっては
「目的」になっている
という思いのズレを
調整する必要があります。
ここで子どもたちは
何のために学ぶのか
ということを考える必要が
出てきます。
そして、親は
そのきっかけを与えること、
共感してあげることが仕事です。
ライバルのA君よりも
勉強ができるようになりたい。
将来行きたい学校がある。
やりたい仕事がある。
自分に自信が
もてるようになりたい。
好きな異性から
すごいと思われたい。
etc...
物的なもののためよりも
自分の内面の課題を
解決するために
学ぶように仕向けていくことが
重要です。
そして、ごほうび作戦二段階目!
「目的」を
ごほうびから目標達成に
切り替えさせていく
のです。
子どものご褒美を物から目標に
切り替えさせる為に必要なもの!
しかし、
これにはお子さんの
精神的な成長が不可欠です。
切り替えが少しでも
うまくいくように
精神的成長を
どのように促していくか。
それは成功体験の
積み重ねです。
縄跳びで二重跳びが
できるようになった!
水泳で25m泳げるようになった!
テストでよい点が取れるようになった!
そんな経験の中から
「やればできる」ことを
知っていくのです。
この時、自分のことのように
お子さんの成功を
喜んであげてください。
これは
「エンハンシング効果」
といい、
教育心理学でも
モチベーションを高めるものとして
有名な方法です!
時間はかかっても本当のごほうびは、
お子さんの内面にあることに
気づかせていきたいですね。
楽しみながら
お子さんの地頭を強化する
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