元教員が教える教育手法 子どものモチベーションを継続させる、ごほうび作戦1とは?
ラーメン屋さんって
ずるいですよね。
だって、ポイントカードなんて
卑怯な手でまた来させようと
するんですもん。
5ポイント、15ポイント、
25ポイント溜まると野菜増し?
10ポイント、20ポイントで
チャーシュー増し?
なんだと?30ポイントで一杯無料?
行っちゃうじゃないかー!
何の話をしてるのかって?
ご褒美の話ですよ☆
お話しした通り、
子どものやる気を引き出すために
ご褒美は有効です!
「でも、どういう風に
与えたら効果的なの?」
という悩みに
ラーメン屋さんが
ヒントになるんですよ♪
ごほうび作戦その@
ポイントカード作戦!
できるだけ大きなごほうびは
遠くに配置して
細かなごほうびを
少しずつ配置することで、
意欲を継続させます。
「細かなごほうびって、
余計出費がかさむし
余計大変じゃない?」
って?
いやいや、ご褒美っていっても
別に高価なものである
必要なんて無いんですよ。
夕御飯に好きなオカズを
一品リクエストできる権とかでも
いいじゃないですか。
それよりも、ここで重要なのは
現実的に達成可能な
ポイント獲得条件を
提示してあげること
です。
小・中学生に
「総理大臣になったら
一億円あげるよ。」
なんて言っても、
普通は冗談か
馬鹿にされているようにしか
聞いてもらえないですから。
ポイント獲得条件の設定はいかに
お子さんの課題とレベルを
見取れているかが肝
です。
お子さんの学習状況や
理解度を元に
熟考してみて下さい。
難しい場合は
一度お試し期間を入れてみても
いいかもしれませんね。
モンちゃんのまとめ
また、子どもたちは成長によって
趣味趣向も
どんどん変化していきます。
それに応じて
柔軟にポイント獲得時の
ごほうびを変更してあげること
も大切です。
飽きがこないように
工夫してあげないと
続かないですからね。
ただこれでも
頻度は減らせるとはいえ、
継続的に与え続けなければ
ならないという問題は残ります。
また、自発的にやるように
なったところにご褒美を与えると
アンダーマイニング効果
という意欲減少効果が
出やすくなってしまいます。
次回、ごほうび作戦が定着した後、
どうすべきか
でお話ししますね。
あくまで、これは一例です。
他にもいくらでも方法はありますし、
実践されているご家庭もあるでしょう。
でも、
教育のアイデアって
結構数うちゃ当たる方式
なんですよ。
A君には効果があったけど
B君は食いつかなかった
とか当たり前にありますから。
ヒントは日常にあふれています。
家庭学習の自由度を活かして
色んなアイデアを出して
お子さんと一緒に
楽しんでみて下さい。
楽しみながら
お子さんの地頭を強化する
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