しつけの問題?そんなわけあるか! チック、どもりに対する誤解をぶっ壊せ!
ど〜も、
教員時代に移動教室の宿で
寝言を言いながら
オナラをしていたことで
同僚からからかわれたことのある
モンちゃんです!
「だあいじょうぶ〜。
だいじょうぶ〜。(プ〜)」
意識していないところなんで
どうしようもないんですよねー。(泣)
そんなモンちゃんのネタは
置いておいて、
自分で意識して
コントロールすることが難しい
特性についてお伝えしていきます。
お子さんの中には
単発で大きい声を上げる。
また、
何度も連続して出してしまう
子もいます。
自身のお子さんに
そういった様子がみられる
といった方は、
それが対人関係に
影響を与えるのではないかと
心配していることでしょう。
教員をしていた頃、
「うちの子のチックや
どもりをクラスの子たちに
からかわれるかも…。」
と心配になり
相談してくださる方も
多くいらっしゃいました。
ただ、大体年度頭に
相談されるだけで、
そこからは安心して
くださいましたけどね。
一定数、そういったことを
からかうお子さんはいますが、
そういうお子さんは
他のお子さんに対しても
よくない言動を繰り返しますから。
チックやどもりが
主な原因では
ありません!
担任も指導しているはずですし、
あまり気にすることはないですよ。
お互いの良さを
認め合うクラス作りをしていたら、
大半のお子さんはチックや
どもりなどは案外気にしません。
みんなそれぞれ癖や
特徴がありますし、
毎日同じ時間を過ごす中で
その子にとって自然なことであると
認められるようになります。
子どもたちよりも
気になるのは…
子どもたちの方が
大人よりも偏見がないのかも
しれません。
もし、特定のお子さんに
からかわれているようであれば、
担任に相談の上、
「ほとんどの子は
気にしていないから大丈夫だよ。」
となだめてあげてください。
それよりも気になるのが、
大人の偏見
です。
「愛情不足」
「躾ができていない」
「ストレスをかかえている」
など妙な偏見を持つ方が
いることが気になっていました。
就職活動でも不利になるという
声も少なからず耳にします。
担任に相談に来られる方は
比較的そういった要因の
ものではないことを
勉強していらっしゃる方が
多かったです。
ただ、家族内でも理解が
得られていない場合、
親子共々精神的に
辛いだろうことは汲み取れました。
もし、お子さんにチックや
どもりが見られる場合、
むやみに叱らないであげて下さい!
より症状が
重くなる可能性があります。
チックやどもりの原因とは?
チックやどもりについては、
まだ研究段階ではありますが、
チックについては
10歳くらいまでの脳神経の
調節、遺伝、緊張。
どもりについては
2〜5歳くらいの脳の成長過程に
起こるものであったり、
遺伝、環境の変化などへの反応
などの原因が考えられています。
どちらも親の責任でも何でもなく
お子さんの特性でしか
ないのです。
成長するにつれて、
こういった症状が
消えていく人もいれば
大人になっても残る人もいます。
モンちゃんと同世代くらいの方だと
スキャットマン・ジョンなんかが
いい例ですよね。
もし、お子さんやその友達に
チックやどもりの症状が
あったとしても
その子の特徴として
認めてあげてください。