元教員が教える!お家で体育の技術指導!スポーツや運動の効果的な教え方とは?
息子の
馬跳びの練習に
付き合ってたら
腰を痛めてしまった
モンちゃんです。
何事も全力…悪くない…
いいことだ…でも…
加減してくれ(泣)
教員時代、先輩教員と
お茶をご馳走してもらってた時、
子どもの習い事の話になりました。
先輩
「うちの子体操習ってて、
教えてくれるのが
オリンピックに出てたような
人なのよ。」
モンちゃん
「すごい人が
教えてくれるんですね!
上達しそう!」
先輩
「それが、教え方が
分かりにくいのよねー。」
モンちゃん
「どんなふうに?」
先輩
「んー、例えるなら
野球の長●茂●さん
みたいな感じ…。」
モンちゃん
「シャープが鋭くなってる
みたいな。(笑)」
先輩
「英語というよりも
単発の擬音が多いのよ。
もっと『ダン!』って
やりなさいとか。」
実演力より大切なもの!
一流スポーツ選手は誰よりも
自分の課題を研究し
努力してきた方々ですから、
最終的には独自の世界の
「感覚」が重要なんでしょう。
その感覚が理解できる
高レベルのお子さんや、
見よう見まねで
手本を真似できてしまう
器用なお子さんには
最高の練習環境なんでしょうが、
初心者や一般人からすると
難しそうかもなー。
実演する技術は
教えるには有利ですけど、
教える技術そのものとは
ちょっと違うんですよね。
運動を教えるPDCAサイクルとは?
まずは、どのように
体を動かせばよいかを
一連の動きで
把握させる必要があります。
前述の体操教室の先生は
こういった力は一流でしょうね。
実演が難しいようであれば、
スマホで動画検索して
見せてあげてもいいでしょう。
ただし、
体全体が映っており、
準備から実演までの流れが
ノーカットで入っているものが
望ましいです。
実際にやってみる(D)
手足の位置や動き、
リズムを確認させましょう。
この時、一連の動きを
一言の擬音にしてしまうと
子どもは戸惑ってしまいます。
もし擬音にするのであれば
気をつけるべきポイント
一つ一つを音にします。
モンちゃんは息子に
馬跳びを教える際には、
「ギュ」…軽くひざを曲げ、
両足を揃える。
「タン」…できるだけ前方に
両手をつき、ジャンプする。
という風に意識させ、
「ギュッタン!」と声に出して
やらせていました。
マンガ「あした天気になあれ」の
「チャー・シュー・メン!」と同じです。
(同世代しか分からないか…?)
比較する(C)
器用なお子さんは
実際にやらせると
すぐにできてしまう子もいますが、
大半のお子さんは上手くいきません。
手本と違う部分がどこなのか
意識させて修正させる
必要があります。
言葉だけで課題を
伝えてあげるだけでは、
子どもたちにはあまり伝わりません。
なぜなら子どもたちは
お手本通りに
やっているつもりの子が
多いですから。
なのでスマホで動画を
撮ってあげるなど、
客観的に自分の動きを
確認できるようにしてあげると
いいです。
元に改善する(A)
露呈した課題をどう修正するか
ポイントを確認し、
(D)のように意識させて
取り組ませます。
モンちゃんのまとめ
このようにPDCAサイクルを用いて
練習すると効果的です。
結局は大人の仕事と
似てますよね。
あとは、
あきらめないで
目標達成できるまで
サイクルを繰り返すことが
できるよう励ましていくこと
です!
中には競技者としても
指導者としても優秀な方も
いらっしゃいますが、
できない気もちが分かる。
一緒に頑張ってあげる。
というのも技術と
同じくらい重要です。
お子さんの努力に
少し力を貸してあげて下さい!
楽しみながら
お子さんの地頭を強化する
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