学校の怪談と学校の過去…中学年までの小学生が怖がるトイレの花子さんは本当にいるのか?
教員になりたての頃
静かに話を聞く練習として
小学三年生に怖い話をしたら、
翌日保護者から
「子どもが夜中、
なかなか眠れなかった。」
とクレームを受けたことがある
モンちゃんです。
その節は…、
すみませんでした!
あれ以来、
子どもたちに怖い話をするのは
やめました!
親世代が子どもの頃は
「学校の怖い話」なんていうのが
結構流行りましたよね。
今でも中学年くらいまでの
お子さんは興味のある子が
そこそこいるようです。
放課後、
忘れ物をとりに来たついでに
「はーなこさん…。」
って友達と
呼び掛けている子なんかも
いましたね。
それに気づいたモンちゃんは
トイレの外から低い声で
「な〜あに…。」
って返事してあげたりもしました。
僕って意地悪な大人だなあ…。
学校の怪談の真相とは!?
学校って
校舎が新しくなったりすることは
あっても、
国公立では
新設されるのは
少なくなりましたよね。
子どもの数は減ってますから。
そうなると、
やはり歴史のある
古い学校が多くなってきます。
数十年に渡り
数百人の子どもが
平日は毎日通っていると、
子どもが悲劇的な事故・事件に
巻き込まれた経験のある学校は
少なからずあります。
それによりお子さんが
亡くなったことがある学校では、
場所によっては数十年経っても
命日には献花を行っている
学校もあります。
しかし、
時間が経つと遺族や同級生、
当時の職員は鮮明に覚えていても、
学校自体の人は
大きく入れ替わっています。
大人は不幸な過去を学びつつ
同じことがおこらないように願い、
子どもたちを見つめていくのですが、
子どもたちにとっては、
トイレの花子さんと同じような
漠然とした恐怖でしか
ないんですよね。
「夜中の校舎で気配を感じた。」
とか
「誰もいないのに教室のドアが
バタバタ音をたてて揺れだした。」
なんて言ってた
同僚はいましたけどね。
僕は見たことはないです。
見たとしても
気にしないようにしちゃう
タイプなんで…。
学校に残っている
見えないモノの正体!
それでも十数年、
教員をやってきたモンちゃんが思うに
学校にトイレの花子さんの
ようなものはいると思います!
見たことはないですし、
聞いたことがあったとしても
忘れちゃいましたけど…。
じゃあ、なんで
「いる。」なんていうのか。
それは、
その学校に関わった
多くの方々の「想い」が
残っているからです。
もし、それぞれの学校で
花子さんのような
独自の話が残っているならば、
それもある種の
伝統なのかもしれませんし、
悲しい出来事を
風化させないために
一役買っているのかもしれません。
伝わり方によっては
過去を知る方にとっては
気分を害される内容に
なっていることもありますが、
人は忘れられてしまうことが
最も寂しいですから
どんな形でも
「いる。」としておいたほうが
いい気がします。
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