8月○日が多かったよね?小学校の夏休みの登校日って無くなったの?
モンちゃんの
昭和生まれあるある〜!
夏休みの登校日。
モンちゃん
「宿題終わった〜?」
友達
「全然終わってない〜。
モンちゃん終わった〜?」
モンちゃん
「全然終わってない〜。
まあ、何とかなるでしょ。」
という、
嘘だと分かっていながら
安心するやりとり。
なつかしいな〜。
そんな夏休みの登校日。
今はほとんどないんですよね。
夏のプール指導は
ほとんどの学校が
やっているでしょうけど。
その他では、
補習として数人
登校を呼び掛けて学習したり。
8月終盤に宿題提出日として、
職員室に持ってこさせたり
という取り組みをしている学校は
ありますけどね。
8月15日の登校日が
多かった理由
昔、夏休みの登校日が
一番多かった日程としては
8月15日という日程が
一番多かったと思います。
「15日?
給料手渡しの時代に
先生たちが取りに来たついでに
子どもも登校させたんじゃないの?」
って、
なんか以前ネットで
そんな事を書いている人を
見かけましたが…
多分違うと思いますよ。
給料もらいに来るなら、
別にそれだけでいいはずですから。
登校させる意味無いですもん。
8月15日、
これは終戦記念日ですよね。
この終戦記念日に
平和について学ぶというのが、
以前の登校日の目的だったのです。
昭和生まれなら、
登校日に平和や戦争についての
授業やビデオを見たという人も
多いのではないでしょうか。
じゃあなんで無くなったのか?
これは文科省
(当時は文部省ですね。)や
教育委員会が
やらせていたというよりは、
日教組の力が影響して
こういった機会に
平和教育を行っていたといえます。
日教組は教員の
労働組合みたいなもんなんですが、
「教え子を戦場に送るな!」
とかって活動とかもしてたんで、
平和教育に熱心だったんです。
まあ、
体制批判や思想的に
左側すぎる方も
多かったこともあり
批判も多い組織だったんですがね。
(それにより、権益層の独裁に
歯止めをかけていた
バランサー的な側面も
あったんですが…。)
批判もあって徐々に
平和教育のための
登校日は無くなっていきました。
そして、2009年に
民主党が政権をとった選挙で
支持母体であった日教組は
総力を挙げて選挙を応援したのですが
結局、
教員免許更新制度の白紙化など
期待していた政策はとってもらえず、
組織離れもすすんでいきました。
いまや、存在こそしているものの
教育界において
さほど影響力もなくなっています。
つまり、登校日が無くなった理由は
組織都合という側面も
大きいんですよね。
学校の代わりに教えること
おそらく政治側としても、
「終戦記念日に登校させて
軍国主義教育をしている!」
なんて近隣諸国に
言われたくないでしょうから、
登校日の平和教育復活
なんてことはないでしょうね。
昭和生まれ世代の
思い出にとどめておきましょう!
そして、
子どもたちが争いの中で涙し、
時代に翻弄される可能性を
少しでも減らせるように
親としての思いを
伝えてあげる機会を
作りたいですね。
楽しみながら
お子さんの地頭を強化する
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