日本の○○化で更に深刻に!?小学生の名作文学にふれる機会の減少!
高校時代に
教科書に載っていた夏目漱石の
「こころ」を読んで
心の痛みを
重ね合わせたモンちゃんです。
友達と同じ人を
好きになってしまったって経験、
珍しくはないんでしょうけど…。
名作と呼ばれる文学作品には
人の心を揺るがす力がありますね。
表現が重要視される時代、
過去の素晴らしい表現を
知るのも大切です。
まさに、
「温故知新」!
しかし、今、公教育では
名文学作品に触れる
教育について、
その効果を大きく落としています!
文学作品に触れにくくなった
理由と事例!
文学作品にはそれぞれの世界観や
筆者のメッセージがありますから、
多様性を認めようとする時代には
作品によって批判も
出てくるからです。
例えば、
「大造じいさんとガン」椋鳩十
狩人の大造じいさんと
ガン(鳥)のボスである残雪との
戦いを描いた作品です。
仲間を守るために戦い
傷ついた残雪を、
大造じいさんは捕まえるのを
やめてしまいました。
正々堂々と戦おうという姿勢が
スポーツ漫画のように
胸を熱くさせます。
しかし、この作品は
動物虐待であるとか、
自然軽視だとか
批判を受けることもあり、
学校によってはサラッと読んで
お終いというところもあります。
その他にも、小学校4年の
「ごんぎつね」なんかも
「大造じいさんとガン」と
同じような理由で
批判を受けたりしています。
「一つの花」今西祐行
戦争が激しい頃、ゆみ子は
「一つだけちょうだい。」
という言葉を覚えました。
ゆみ子はいつも白い米で
作ったおにぎりを欲しがります。
父は戦争に行く直前にも
「一つだけ」欲しがる娘のために
一輪のコスモスを渡し、
ささやかながら全力の愛を与えます。
父親目線からみたら
涙なしには読めない
名作なんですが…。
戦争関連は否定の対象に
なりやすいんですよね…。
「スーホと白い馬」大塚勇三
モンゴルの伝統楽器である
馬頭琴の由来にまつわる物語です。
羊飼いの少年スーホは
子どもの頃から育てた白馬を
王様と手下に殺されてしまいました。
亡くなった馬の骨や皮や毛で
楽器を作ることで
常にそばにいようという
愛を感じさせます。
しかし、この作品は
モンゴル国と
中国のモンゴル自治区との関係、
モンゴルの近代化にも関わらず
原始的な生活をしていると
捉えかねない
ヘイトスピーチだという声が
挙がります。
これで、馬頭琴の演奏会を
予定していたのに、
とりやめとした学校も知っています。
文学に触れる機会を
確保しよう!
学校には色んな考え方の方、
色んな国籍の方が
保護者として関わります。
全ての考えを受け入れた上で、
複数のお子さんに
一斉指導の教育を行うことは
不可能です。
現代は、一つのクレームで
他数十人の教育の機会が
失われる御時世なのです。
炎上に弱いんですよ…
教育界って…。
このように、
否定される意見を元に
学校ではどんどん名作に
深く触れていく機会が減っています。
こういった機会すらも、
これからは家庭で
用意していかなければ
ならないのかもしれません。
ご自身がおすすめの本、
お子さんにも是非
読ませてあげてください!
楽しみながら
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お子さんの地頭を強化する
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