偏食気味で、せっかく作った夕食も半分以上残してしまう小学生に「好きなものは食べさせなくていい?」 元教員モンちゃん流「子どもの食○○改革法」とは?
キノコが
超絶大嫌いなのにも関わらず、
教員になってからは給食に出ても
一度も残したことが無い
モンちゃんです!
担任が残してたら
「好き嫌いは良くない」
なんて言っても説得力無いですから。
それでも近年、偏食気味の子が
ふえてるんですよね〜。
アレルギーは体質ですから
やむを得ないですが、
単なる食わず嫌い
が多いんですよ。
お家で、せっかく晩御飯を作っても
「もう、おなかいっぱい…。」
って言葉もよく聞くんじゃないですか?
「せっかく、急いで帰ってきて
頑張って作ったのに…」
内心がっかりですよね…。
風潮としても、無理に食べさせなくても
いいんじゃないかという流れも
ありますから…。
学校でも給食を残すことに
あんまりうるさく
言わなくなってきてます。
でも、昔モンちゃんの婆ちゃんは
食べ物を好き嫌いすると
人も好き嫌いするようになる。
食べもせずに嫌いになるのは
もったいない!
と言っていました。
教員経験と重ねてみても
あながち間違ってないんです。
やっぱり人間関係とも密接に
関係しています。
それも近年よく言われる、
「食育」と呼ばれる
食べることへの教育の意義ですからね!
今回はそんな
偏食の子どもの食意識改革
をテーマにお伝えしていきます!
今回の内容を経験させると…
お母さんが作った料理は一番おいしい!
なんて、最高の誉め言葉を
言ってもらえるようになったり、
人間関係でも、先入観で判断せず
分け隔てなく接することができる
優しいお子さんに育っていきます。
逆にお子さんを偏食のまま
放置してしまうと自分にも周りにも
悪影響が出ます。
子ども自身の問題では、
栄養の偏りとして
健康な成長に邪魔をしてしまいます。
また、うつ病などの精神疾患とも
密接に関係しているんです!
仮に栄養は他のもので補ったとしても
周囲への影響として、お子さんは…
「甘やかされて育ってきたんだな。」
「嫌いなものは排除する人なんだ…。」
と洞察力の鋭い方には
見限られてしまいます。
これでは、将来、お子さんの上司や
好きになった異性との関係を壊す種に
なってしまうかもしれません!
誰しも少なからず好き嫌いは
ありますが、過度の偏食は
百害あって一利なし
です。
どんな食事にいっても
美味しそうに食べる人は
好感を持たれます。
そんな愛されキャラ育成のためにも
ある経験をさせてあげてほしいんです。
その経験とは…
好きなものが食べられない
経験をさせる
ということです!
「え?それ虐待じゃない?
モンちゃんさん
それはダメでしょ!」
って?
いやいや、「何も食べさせるな」
と言っているわけではないんです。
食意識改革のために…
「好きなもの」を食べられない経験
を与えてほしいだけです!
断食させろということではないので、
理由と方法を説明していきますね!
食べられるということは
当たり前じゃない!
人は日常的に身の回りに
あるものに対しては感謝の念を
忘れがちになります。
食に関しても同じです。
子どもたちにとって、
食べることに感謝できる機会。
料理を作ってもらえることの
ありがたさを感じる機会は
何か大きな出来事が起こらない限り
得られにくい環境にいるのです!
しかし、災害や経済的な理由で
「食べることが当たり前」
ではなくなった場合、
好き嫌いなどしていられません。
人口増加により、数十年後には
地球規模での食糧不足が
心配される中、
子ども世代も親世代も
食べることに困ったことがある人は
少ない時代です。
日本も
食べられることは当たり前ではない
時代があったはずなんですけどね…。
当然、「当たり前のもの」は
大切にしなくなるため、
平気で捨ててしまうように
なるんです!
例として一つのエピソードを
お話しします。
過去に小学校5年生の宿泊行事に
お弁当を持って行ったことが
ありました。
その際、お弁当箱だとしばらく洗うことが
できないため、使い捨てのパックに
お弁当を入れてもらっていました。
「またピーマンの肉詰めが入ってる。」
一人の男の子が
ほとんど手をつけていない
お弁当を食事場所の公園の
ゴミ箱にそっと捨てました。
すると、すぐにその公園で生活する
ホームレスの男性が捨てた弁当を
手に取って食べ始めました。
これはモンちゃん自身の
子どもの頃の経験です!
ホールレスの方にとっては
そのお弁当は貴重な食事
だったでしょうが、
お弁当を捨てた僕の友人
からしたら「タダのゴミ」
だったのでしょう。
僕はそれを見て母が早起きして
作ってくれた弁当を絶対残さないと
心に決めました。
「食べる」ことに関して意識を
変えていくには気づきを
与えてくれる大きな経験が
必要となります。
当たり前を壊すのは
きっかけとなる経験なのです!
僕のように「見て」気づくことも
あるでしょう。
しかし、最も強いのは実体験です!
キャンプ、旅行など出先で
食べ物に関して自由でない
環境があることを経験させることで
子どもに食べられることの
ありがたさという
「気づき」の機会を
与えてあげることができます。
モンちゃんのまとめ
今回は根本となる「食意識改革」
の部分についてお話ししました。
偏食を防ぐためには親として
・ワンパターンなメニューに
ならないように。
・好きなものだけ食べさせる
ようなことはしない。
など、気をつけることはたくさんあります。
しかし、親がどれだけ工夫をしても、
お子さんが意識できていない
ようであれば、意味がありません。
親の仕事は食の大切さを
教えてあげること、
工夫してあげることだけでなく、
食べられることの幸せを感じさせる
機会を作ってあげること
も大切なんです。
次に家族旅行に行く際には、
野菜の収穫や釣りなど、
その場でとれたものだけで
食事をするなんてイベントを
企画してみてはいかがでしょうか?
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