子どもの計算の仕方にこだわらないで!車窓じゃないよ☆〜世界の筆算から〜
都会の学校で
働きだした時、
筆算のイントネーションで
子どもたちと議論になった
モンちゃんです。
関西と関東の
筆算のイントネーションって
違うんですよねー。
関西は「ひっ(↑)さん(↓)」
関東は「ひっ(↓)さん(↑)」
のようなイメージかな?
今回はそんな筆算のお話です。
の記事でも触れましたが、
筆算って結構人によってやり方、
こだわり方がまちまちなんですよね。
でもねー、ぶっちゃけ
どーでもいーじゃん!
って思うんですよねー。
じゃあ、教員の時は
どうでもいいって
教えてきたのかって?
んなわけないじゃん!
教科書と管理職、
指導主事の仰せのままに
スタンダードに教えてきましたよ。
ただし、
このやり方は
答えを出すための手段!
やり方にこだわるより
正しい答えを出すことの方が大事!
というのは伝えてきましたけどね。
あなたのお子さんが、
あなたが習ったひっ算の仕方で
計算していなくても…
正確に答えにたどり着けていたら
全く問題ないですよ!
むしろ、答えが合っているのに
否定されてしまうと
算数嫌いに繋がりますし、
自分で思考することを
諦めてしまう子に
なりかねません。
やり方にこだわらない
根拠としては…、
世界中でやり方が違うからです。
実は教科書にも
色んな筆算が示されている!?
もし、文科省が
「他の国のやり方に合わせよう」
って言い出したら、
簡単に今のやり方は
捨てられますからね。
そんなにこだわる必要ないんですよ。
上の写真をご覧ください。
小学校4年生の教科書の中の
1ページです。
このページでは
世界各国の割り算のひっ算の仕方を
紹介しています。
ご覧の通り、
日本と韓国では同じですが、
各国様々なやり方があることが
分かると思います。
モンちゃんも
ブラジル出身の教え子に
実際にやって見せてもらったことが
ありましたが…
それぞれの数字の場所などが
僕たちの「常識」とは違うために
桁が大きい計算だと
混乱しそうでした。
このように計算の仕方は
多様であるにもかかわらず、
ちゃんと答えに
たどり着けるようになっています。
学校では、
集団指導のため一人一人が理解し易い
定着しやすい方法を提示することは
難しいです。
多様な考え方を引き出すものの、
最終的には一律のやり方で
「まとめ」とします。
しかし、本来、
答えまでの「過程」は
一つではないのです。
モンちゃんのまとめ
「Aのやり方じゃ
よく分からないけど、
Bのやり方だったら
すんなりできた。」
なんてお子さんもいます。
教科書に書いてあるやり方しか
やってはいけない訳ではありません。
お子さんの思考に合わせて
新型筆算を開発したって
いいわけですよ。
お子さんの学習を
見てあげるときは大人も
自分の「常識」が正義!
なんて思わずに、多様な考えを
受け入れてあげることも大切ですね。
楽しみながら
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