子どもたちがこれからの時代に必要な英語を学ぶためには○○が足りない…
2020年完全移行の
学習指導要領では
小学校高学年の外国語活動が
年間35時間
↓↓↓
70時間に。
(完全移行2年前から
の移行措置期間では50時間)
今まで記載がなかった
中学年でも35時間
(移行措置期間は15時間)
の授業時数が設けられます。
ちなみに高学年の70時間は
一週間の時間割で言うと
2時間程度です。
多いと思いますか?
少ないと思いますか?
人によってその時数が
多いか少ないかは
意見が分かれることでしょう。
ただ、今までが凄く
少なかったんだということは
お分かりいただけたでしょう。
今まで外国語を
学校の授業で経験する機会が
足りなかったんですね。
これから、増えるね。
めでたし、めでたし・・・
じゃなーーーい!
授業の時間が倍になるんですよ?
外国語をやる学年が下がるんですよ?
小学校の先生…
授業できると思います?
神様、仏様、持田様?
地域や学校によって
外国語教育への
力の入れ具合は異なりますが、
ほとんどの小学校では
依然ALTと呼ばれる
外国人教員に
まかせっきりの学校が多いです。
教員として在職中、
若い先生と話している際、
モンちゃん
「英語やらなきゃいけなくなるなら
ALTに教えてもらわないとなー。」
若い先生
「え!持田香織さんと
お知り合いなんですか?
私ファンなんです!」
モンちゃん
「…ELT?」
ということがありましたが、
一切関係はございません。
ALTは外国人英語教師を
派遣している民間企業から
来ていただいて授業をしている
立場の外国人講師です。
勿論、常勤ではないので
担任との打ち合わせの時間も
ほとんど取れません。
担任が授業をしなければいけない
外国語の授業も増えていますが、
ネイティブな発音なんて…
求めないであげてください(泣)
お上に言われて
急にやらされてるだけで、
英語に自信のある教員なんて
ホント少数ですから。
かくいうモンちゃんも授業で
「Repeat after me」
と言った際、
子どもに
「先生、オリタタミって
なんですか?」
と真面目に質問されて
しまったことがあります(恥)
中学校にあがると英語が苦手教科になる理由とは…?
そんな、小学校での
外国語活動を受けて
中学に進学すると
突如現れるモンスター…
英語!
リスニングやゲーム、
歌がメインの小学校に比べ、
中学校ではリーディング、
ライティングがメインですからね。
そりゃ中一ギャップもおこりますわ。
やれ、be動詞やら現在進行形、
過去形、現在完了形…
ほぼ英語初心者に
文法詰め込みかよ!
日本語を勉強しだした外国の方に
下二段活用やら、未然形やらから
教えだしたら嫌になるでしょうよ…。
それでもテストでいい点をとることが
目的なら文科省が用意した
カリキュラムに沿って
新出単語や教科書の本文を
丸暗記で詰め込んでもらうしか
ないですね。
頑張れ!
ただ、何のために英語を学ぶのか、
最初に言いましたよね?
人との繋がりを広げ、
チャンスを広げる!
これが英語を学ぶ意義です!
10年後、20年後を見越したとき、
リスニング力やスピーチ力の方が
絶対に重要です!
英語を自在に操るバイリンガルキッズたち!
このように学校の授業が
英語離れを助長している感も
否めないところなのですが、
それでも英語をペラペラに
操るお子さんも中にはいるんです。
そう、
外国に住んでいた経験のある
お子さんたちです。
小学校低学年で
「先生。英検準2級合格したー!
次、2級も頑張るー!」
とか。
この子達が
ここまで英語を扱えるように
なっているのは何故でしょうか?
幼い頃から週二回
外国語活動のような授業を
受けてきたのでしょうか?
文法をロジカルに
説明されて覚えたのでしょうか?
絶対違いますよね!
毎日英語を耳にし、
あたりを見回すとアルファベットの
文字ばかりの環境にいたから
自然に覚えたのです。
日本で生まれ育った
お子さんだって
早い子は2歳くらいから
最低限の日本語を話せますもんね。
英語だって同じ。
言語は環境によって
2歳でも身につけられるんです。
家庭で簡単にできる小学生向け英語教育アドバイス☆
やっぱりアニメなどから入るのが
親しみやすいです。
最近のディズニー映画などの
DVDやブルーレイだと
言語を日本語に設定すると
アニメ内の文字(お店の看板など)
も日本語表記となり、
英語に設定すると
アニメ内の文字も
英語表記になったりします。
目でも耳でも
英語の世界を体験できます。
え?
「言葉が分かんないのに見せても
つまんないでしょ?」
って?
アニメーションの展開や
キャラクターの身振り手振りで
なんとなく流れを
つかめるものですよ。
慣れるまで
少し時間のかかる
お子さんもいますが、
作品自体が気に入れば
繰り返し観ますし
是非試してみて下さい。
就学前、小学校低学年くらいでは
日本のアニメなどでも十分ですよ。
最近は英語の名前のキャラクターや
道具もたくさん登場しますし、
戦隊ヒーローでレッド、ブルー、
イエローとか覚えますからね。
「レッドって赤って意味なんだよ。」
って
入り口さえ作ってあげれば、
興味をもって聞いてくるようになる
お子さんも多いと思います。
もう一歩上の英語上級者を目指すためのアドバイス!
洋画などが入りやすいですよね。
ハリウッドの話題作なんかは
興味ももちやすいですし、
小学校高学年や
中学生くらいになると
部分的に知っている
単語などもでてきて、
より流れがとらえられるはずです。
親世代も話題の洋画を観て
覚えた言葉も
結構あるんじゃないでしょうか?
ターミネーターで
「I'll be back!」
とか☆
ここで、気を付けてもらいたいのが、
英語音声に日本語字幕を
入れないほうがい
ということです。
聞こえてくる言葉よりも
文字に意識がいってしまいますし、
案外雰囲気重視で
全く違う訳だったりもするので
字幕なしで
聞き流している方がいいですよ。
洋楽もいいですが、
全てメロディーがある分、
ネイティブな発音や
イントネーションに触れる
というにはちょっと難しいですね。
ただ、どんな歌詞を歌っているんだろうと
調べていくうちに語彙力が高まり、
リーディングの能力は伸びますよね。
I wish I could speak English more .(もっと英語ができたらなあ)
先ほどアニメや映画が
オススメであると話しましたが、
デメリットもあります。
それは、
時間がとられ、
テレビなどに集中してしまう
ことです。
これでは、
日常の生活に
英語に触れる時間を
作っているにすぎない
と言われれば…。
反論できません。
あくまで、
日常に英語が自然に
交じっているというのが
理想なのです。
その上でおすすめ教材の記事を
ご覧になってください!